
松本みなさんこんにちは。2回目となる阿波弁コラムですが、今回は「おげ」をご紹介しましょう。ちなみに「うそ」という意味です。

おげ。面白い阿波弁ですね。編集長はよく使っていますか?
松本使っているというか、使っていた阿波弁の一つです。
おげ(阿波弁)
意味
松本「おげ言うな!(うそ言うな!)」とか「あいつ、おげった言いやなあ(あいつ、うそつきだ)」、「おげっぱち(うそっぱち)」みたいに変化させたりしながら1990年代によく使用していました。私だけじゃなく友人や大人も。
語源・成り立ち
松本成り立ちについてはとても興味深い文献がありましたのでそちらから引用します。
オゲは大化(おおげ)の略で、大きく化ける。大きく変わることから「うそ」と誤解されたようである。『阿波方言の語源辞典/ 芝原富士雄』より引用

これ面白いですね!大きく化けたこと、つまりありえないものなので「うそ」に転じたと。
松本だから、「おげ=うそ」になったのかって私もなるほどと思いましたよ。ちなみに「大化」という漢字を見ると「大化の改新」しか頭に思い浮かびませんでした。きっとみなさんも私と同じですよね?
おげを使う人が少なくなっている?

ところで編集長、さっき太字で「1990年代」って強調してましたけど。
松本私がまさに少年だった頃ですね。繰り返しになりますが、この時は本当によく耳にしました。おげ。ところが…

今は?
松本2019年にUターンして7年近く経ちますが、地域の方が「おげ」を使うのを耳にすることはほとんどありません。本当に、ごく稀にという頻度になっています。ちなみにあくまでも、私の交友関係においての話です。悪しからず。

使われなくなる方言って結構あるって言いますけど、ちょっと寂しい気もしますね。
松本なので、こうやって記録をしておくことが大切なんだなあと最近はよく思います。ということで、「おげ」に関するコラムでした。
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(文章:松本剛)
