
松本みなさんこんにちは、シリーズでお届けしております「阿波市の石造物をめぐる」。3回目となる今回は、阿波市市場町日開谷野田原(あわしいちばちょうひがいだにのたばら)にたたずむ馬頭観音(ばとうかんのん)についてです。

馬頭観音は2回目ですね
松本そうです!ちなみにこの馬頭観音ですが、旧日開谷小学校や奥日開谷方面にいく時はよくご挨拶をさせていただいてて、とてもお世話になってます。それでは早速、ご紹介してまいりましょう。
馬頭観音の様子


松本旧日開谷小学校の少し北側、県道246号(仁賀木山瀬停車線)に馬頭観音が立っています。昨日の10月1日時点ではこのように、たくさん草が生い茂っているので隠れてしまっていますが、これはこれで味があって好きです。ちなみに別の日に撮影したものもアップいたします。

松本3年前の同じ時期に撮影したものです。夕日がレンズに当たり、神々しい瞬間が撮影できました。お気に入りの一枚です。そして…

松本この時の写真がわかりやすいですね。さて、馬頭観音に刻まれている情報について、詳細を記載いたします。
馬頭観音
薬師如来
秋田屋
施主 大野嶋村司馬蔵
馬頭観音とは:
頭上に馬の頭を冠した観音菩薩の変化身。馬の守り本尊。農業や運搬の主役でもある牛馬の安全祈願や、亡くなった馬の供養が目的とされる。
施主とは:
石造物の造立を依頼した人。
松本弘化三年は1846年。江戸時代ですね。そして施主は現在の阿波市市場町八幡地区の大野島に住む「秋田屋司馬蔵」さんとあります。この方が飼っていた馬か牛がここで亡くなり、その供養として馬頭観音を造立したのでしょうか。

馬頭観音があるということは…
松本牛や馬に荷物を乗せて運んでいたのでしょう。つまりは、物流のルートでもあったということですね。今でこそ、綺麗な道路が通っていますが昔は険しい道のりだったのでしょうか。馬頭観音を眺めていると、そんなことを考えてしまいます。興味深いですね。さあ、お礼と共に拝みましょう。

・・・(拝む)
松本そして後ろには…

松本城王山です!

絶景ですねー!素敵です
松本ここの場所、本当に好きなんです。近くを訪れた際はぜひ、お立ち寄りください。
場所
住所:徳島県阿波市市場町日開谷野田原
むすび
松本阿波市の石造物をめぐる。第3回をご覧いただきありがとうございました。次回もどうぞお楽しみに。
(文章、写真:松本剛)
参考文献:
市場町の文化財 道しるべと町石
市場町史
阿波市の石造物をめぐる(シリーズ)
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